クリケット

■発祥と歴史

クリケットは、半径100メートルほどの広大なフィールドで行われる野球に似た球技で、野球の原型ではないかという説もあります。
イギリスで発祥したスポーツであるため、英連邦諸国や、イギリスを旧宗主国とする国々などで絶大な人気を誇ります。また、サッカーに次いで世界で2番目に競技人口の多いスポーツです(競技人口が多いのは、人口大国であるインドで人気があるのが影響しているようです)。

■語源

クリケットというスポーツの名前の語源には諸説あります。
  クリケットという言葉は、英語で「cricket」と書きます。英和辞書で調べると、クリケットというスポーツとしての意味の他に、コオロギという意味も書かれています。
フランダース語で、「棒切れ」という意味を表す「krick」、もしくは、アングロサクソン語で「支柱」という意味を表す「Cricc―Crycc」ではないかとも言われています。どの説も推測であり、その語源を定かにするような資料は見つかってはいないようです。

■ルール

攻撃側と守備側に分かれ、投手が投げ、打者が打つという点は野球に似ていますが、野球はボールを遠くへ飛ばそうとするのに対して、クリケットでは、投手は打者の後ろに立っているウィケットと呼ばれる3本の棒を倒そうとし、打者はそれを倒さないように守りながら打ちます。
得点は、打者がボールを打つと同時に反対側の(投手側)ウィケットに向かって走り、野手からの返球でウィケットが倒される前に、ウィケット前の打手線を越えれば1点になります。もし、野手からの返球が遅れたらその間に何回も往復でき、その度に加算されます。

■協会等

NPO法人 日本クリケット協会
 http://www.cricket.or.jp

■その他

日本のクリケットはまだまだ発展途上ですが、近年、競技人口の伸びは東アジア随一で、代表チームもめきめき力をつけています。2002年、豪州パースで開催された「EAP Cricket Festival」で、東アジア太平洋地区2位になっています。
女子チームはクリケット発展途上国で唯一のIWCCトロフィー(W杯世界予選)出場国となり、今後の向上が期待されています。

サッカーで1試合に1人で3点取る事をハットトリックと言いますがその語源はクリケットからきているそうです。投手が3球で3人の打者を続けてアウトにしたとき、その偉業をたたえ新しい帽子が贈られたことから生まれました。

ダーツ競技でクリケットと呼ばれる陣取りゲームがありますが、
3回連続で真ん中(Bull)に刺さることもハットトリックと言いますから恐らくこの競技からきているのではないでしょうか。

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